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豊かなことば

私たち人間は、「ことば」を獲得して、初めて人間らしくなっていきました。
聖書の中に「はじめに、ことばありき」とありますが、言葉で表現できてはじめて、「そら」は「空」になり、
その存在が成立しました。

私たちは、「ことば」で考え、表現し、相手に自分を伝えていきます。
また、「ことば」で理解し、思考し、相手の言わんとするところを受け取ります。
その「ことば」が、もし貧しければ、考える力もまた貧しくなるでしょう。
その「ことば」が豊かなものならば、ことばによる豊かな体験から、人生が豊かに広がっていくでしょう。

そして、その豊かなことばの内側には、感性豊かなイメージが育まれていきます。子供に絵本を読むと
き、子供は絵本に書かれている豊かなことばの行間に、たくさんのイメージを描き出し、感じていることで
しょう。

「豊かなことば」とは、「たくさん」という量のことだけを言っている訳ではありません。それは、言葉を
う人の「心のこもったことば」という事です。愛情を込め、気持ちを込め、心を込めて使うことば、と同時に、
同じ意味のことばでもより相手の胸に響くことばが「豊かなことば」だと解釈しています。
もっともっと「ことば」を大切に、豊かなことばで溢れている教室でありたいと思います。

投稿者 shichida : 2010年07月21日 12:34

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