えほんにっき その19 なかたさとこ

絵本日記伸びる芽33.JPG「さくらほいくえんにはこわいものがふたつあります。ひとつはおしいれでもうひとつはねずみばあさんです。」に始まる『おしいれのぼうけん』。親子揃って大好きな一冊でした。 「押入れ」は自分が小さい頃隠れるのに魅力的でかつ現実と違う空間でした。作者の古田足日さんは「暗がりに通じる押入れで試練にあい新しい力を獲得するという子供の心の中の冒険をテーマ」にされているそうです。子供の生活の場である保育園が舞台であり、押入れに入れられた子供の気持ちに共感しやすく、また田畑精一さんの絵が人物をいきいきと描かれており、黒の鉛筆画で強調の場面のみ色が使われて想像力を引き立ててくれます。
児童文学者の松岡享子さんは「子供にはリアリティーのみでなくファンタジーの世界をもつことが大事」と言われています。実生活の経験と物語という別世界での冒険が感性や想像力をそだててくれるんですね。
怖がりの息子はねずみ婆さんに怯えながら、そして娘は叱られた二人やその友人のような気持になって読んでいたようです。20年近く経っても覚えているようで、そんな一冊に出会えて良かったと思います。そういう絵本はきっとこれから先へと伝えられる本だと信じています。
子供が安心して冒険できるようお父さんお母さんが一緒にその時間を楽しんで共有して下さい。
他三冊もおすすめ!どんぐりを自分の力で見つけてくる子リスのアール、お母さんの傍から少しずつ離れて行動していくこすずめ、おじさんの家に初めてでかけるトカゲの兄弟と子供達がハラハラドキドキの冒険に出かけて欲しいです!

えほんにっき その19 なかたさとこ

えほんにっき その18 なかたさとこ

えほんにっき その17 なかたさとこ

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えほんにっき その13 なかたさとこ

えほんにっき その12 なかたさとこ

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えほんにっき その9 なかたさとこ

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えほんにっき その3 なかたさとこ

えほんにっき その2 なかたさとこ

えほんにっき その1 なかたさとこ









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