子育てーまなざし No.8 育まれていた頑張る力
今回の「まなざし」は、君津教室の小学2年クラスの武(仮名)くんのお母様に書いていただいたレポートです。武くんは年中さんからのご入室で、小学部に入るまで、私が担任をしていました。早生まれなので、身体も小さく、周りのお子さんより幼い感じがして、とにかく可愛かったです。余分なことは一切考えず、まっすぐに取り組みをただ楽しんでやっている、そんな感じでぐんぐん伸びていきました。このレポートを読んで精神面でもぐっと成長した武くんとそれを見守るお母様の温かいまなざしに感動です!!
以前から右脳教育に興味があり、体験に行ってみたら、先生の出してくださる教材に、とても楽しそうに取り組んでいる子供の姿を見て、どうしても入室させたいと思い、主人を説得して入室することになりました。周りのお友達は、何年も前から入室している方ばかりで、うちは4才を過ぎていましたので、ついて行けるか心配の日々でしたが、本人は出来ないながらも楽しくレッスンをしていましたし、先生や周りのお母さん方からたくさんのアドバイスをいただき、今日に至っています。
入室して驚いたことは、レッスンを始める前に先生が一人ひとり名前を呼んでくださり、俳句を言います。言えない時は、「お母さん、○○くんの良い所を言ってください。」と言われたことです。日々育児に終われる中で、悪い所ばかり目に付いてしまい、初めの頃は、すぐに言葉が出ませんでした。しかし、これをきっかけに子育ての中での子供の見方、考え方が変わったと思います。今までマイナスの見方をしていた自分に気付かされました。プラスの見方が大事なんだと!

年中の頃、計算で躓いている時に、先生のアドバイスを受け、車の中や家で、数の合成の歌を歌ったり、計算の練習を繰り返しているうちに、突然回路が繋がったかのように出来るようになりました。子供の力に驚きました。
年長の頃、百ます計算で、3分以内に出来ると合格という課題に取り組み、3月の終りの方で合格しました。時にはやりたくないと言う日もありましたが、ほぼ毎日家で練習しました。この頑張りに感心しました。本人も達成感を味わい、とても満足した顔をしていました。
1年生の冬、二桁の繰り下がりの引き算でつかえている時の話ですが、先生方が熱心にご指導くださり、家でも宿題プリントの問題をノートに書いて、同じ問題を毎日やりました。いつも同じところで間違えているので、前の段階の繰り下がりのない引き算からやり直していくうちに、だんだんと出来るようになりました。できなくて悔し涙を浮べている時もありました。続けていれば、きっとどこかでクリアしてくれると信じていたので、焦らずに見守っていました。
ある日、学校の担任の先生から電話がありました。「今度の授業参観の時に、『1年間で出来るようになった事』を発表するのですが、武くんがおうちでお父さんお母さんが出してくれる計算問題を発表したいと言うのですが、どんな問題をやっているのか教えてもらえますか?」という内容でした。「学校でやっているものではないのですが・・・。」と話すと「本人が発表したいというのでかまわないですよ。」という先生の温かいお言葉で、苦手だった繰り下がりの引き算の発表をしました。先生が問題のカードを作ってくださり、それを見て答えを言いました。とても満足そうな顔をしていました。問題が出来なくて凹んでいた子が、みんなの前で発表したいと言った事に本当にびっくりしました。これまでのことが、本人の自信になったんだなぁと感激しました。
これから先もこの経験を忘れずに進んで行ってくれたらと思います。先生方の暖かいまなざしとご指導、いつもアドバイスしてくれる周りのお母さん方に感謝しております。