子育てーまなざし No.4 『ほめて、抱きしめて、待つ』教育
今回の「まなざし」は、江藤美嘉(仮名)ちゃん(小3)、大輔(仮名)くん(年少)のご姉妹を通わせて下さっているお母様の、主に美嘉ちゃんについてのレポートです。夏休み前、美嘉ちゃんのお母様より、学校の担任の先生より「どうしたら、こんな良い子に育てることができるのですか?」という、最大限のほめ言葉をいただきましたというご報告を伺って、ぜひここまでの経緯をお話いただきたいとお願いいたしました。
私は、3年生になって初めて美嘉ちゃんの担任になったのですが、のびのびして、いつもきらきら輝いていて、考え方がとても明るく、思いやり深く、そしてユニークなところにとても惹かれました。ああ、素敵なお子さんが育っているなあって、嬉しく思ったものです。
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私には、小3の娘と年少の息子がいます。娘は、2歳半から6年半、息子は1歳11ヵ月から2年7ヶ月君津教室でお世話になっています。これから、七田教育を通して私が子育てで感じたことをお話したいと思います。
七田を知ったのは、8年前、育児雑誌の広告に目が留まり、興味を持ちました。前から先輩ママから「小学校に入って宿題に時間がかかると友達と遊ぶ時間が減ったり、教えようとして親子関係がギスギスして大変よ。」と聞いていたので、まだ勉強がお遊びのうちに楽しみながらできたら・・・親に勉強しなさいと1度も言われたことがなかったので私もそうしたい・・・教育ママみたいに勉強勉強といわなくても自分からしたがるような子になってくれれば・・・そして外でたっぷり遊ばせたい・・・そういう思いから1歳のときに七田の通信を始めました。
1年半後君津に教室があるのを知り、見学に行き菊地先生が子供の純粋な俳句を読んでくださり、思わず涙ぐみました。娘もこんな優しい心を持ってくれるといいなと思い入室しました。私は早く母が亡くなっているので、どのようにするのが普通なのが母親業がどんなものなのか、きちんと知り、実行したいという思いもありました。教室では、子供への具体的な接し方、ほめ方、心育て、食べ物のこと、身体育て、能力育てなどいろいろ教えてくださり、私にとって七田は、子育てを応援してくれる義母や姉に並ぶバイブルのような存在となっていきました。
娘も楽しそうにジャンプして数字を覚えたり、積み木や迷路をやったり、字や絵を書いたりカードを見たり、興味津々でいつもあっという間の50分レッスンでした。教材をきちんと「ありがとうございました。」と返すだけでもとても褒められて、いつもいい気持ちでいられたので、毎週七田に行き、先生や友達と過ごす時間が楽しみになりました。
しかし、おっとりしていておとなしく、恥ずかしがり屋の娘は、挨拶や俳句は言うものの発言は少なく、リンク法(お話記憶)もほとんど言わないので、林先生に相談すると「わかっているけれど、人に先に言われるとなかなか言えないものです。きっといつか、言うようになりますよ。」とおしゃって下さいました。私も長いスパンで考えなければ・・・と自分に言い聞かせました。
年少の時に弟を妊娠し、出産後娘は、弟をとてもかわいがってくれ、オムツを替えたり、何でもお手伝いをしてくれました。大輔は、病気をよくして、喘息やアトピーもあり、夜泣きを毎日、5、6回する日々が3年続き、引越しもあったりで、お風呂に入る時間も寝る時間もなく、私も大輔も壊れなかったのは、娘のお陰だなぁと思います。髪を二つ縛りにしてあげる余裕もなく、今、一つ縛りの写真を見るとかわいそうだったなぁと思います。そんな嵐のような日々の中で、七田のテープを聴かせてあげられなかったり、冊子も見せてあげられなかったりと、教室へ行くための準備があまりできませんでした。
1年生では、地理に興味はあったものの、地図、国旗のカルタが取れなかったり、百マスが終わらなかったり、せっかく買った国旗の本も開かずじまいでどこへいったのか。借りた本も読んであげられず、そのまま返す。気になりつつも教室が終わった後の説明もまともに聞けないくらい大輔が大変で、気にしてあげられなかった。
しかし、林先生がプリントを自分より人へ先に渡すことなど、心の方を褒めて下さり、私もその方が大事だからそれでいいという感じでした。しかし、時には欲が出て、心が素晴らしいのだから能力のほうも・・・と思うときもありました。
学校では、よくわかるようで、いつも大体100点で、1学期の思い出の作文を先生が認めてくださり、終業式で1年生代表で発表しました。また初めての通知表を七田の先生へ見せたいと(菊地註:ほぼパーフェクトだったのです!)私も娘も思い、見せに行きました。成績もそうですが、人間として一番大事な右側の行動の様子を私は一番重視していて、先生もそのことを褒めてくださり嬉しく思いました。
2年生になり、学校の教科書読みの宿題は、3回くらい読むと見なくても言えるよ。とか、位置記憶16マスが全部あたるとか、1分間書き出しもすぐ合格したりと少しずつ芽が出てきたように思いました。日本地理も好きで、名産に興味を持ち、しじみは宍道湖、桃は岡山、丸ボウロは佐賀。丸ボウロって何だろう?と生協で買って食べてみたり、家にある食べ物のパッケージの生産地を見て、地図で調べたりするのが楽しみでした。また、七田で種まきをたくさんしてくれているので、テレビでも少しでも知っていることが出てくると「あっ、これ知ってる!」と興味津々で地図と照らし合わせています。
ですからいつもテレビの横には、地図と辞書があります。そして、『ふしぎ発見』や『鉄腕ダッシュ』などの今まで地名しか知らなかったところの景色を見て、「あー、こんな所だったんだ。」と言って、気に入った所は「いつか行ってみたい」と「将来したいこと」のひとつに入れています。種まきは、将来したいこと、行きたいところを増やしているのではないかと思います。きっと、やりたいことをたくさん抱えて大人になっていくのでしょう。
学校の通知表には、「友達の良い所探しの名人で、まるで自分のことのように友達の成長を喜んでいる」と書いて下さっていました。娘は、お友達の成長を待てる、待ってあげられる心を持っている。何て素晴らしい!!これも、今まで見守り、アドバイス下さった林先生のお陰だなぁと思います。
3年生になり、理科や社会も始まり、七田の宿題以外、家では勉強しないので、大丈夫なのかな、七田でやっていないところは、学校ですぐ理解できるのかなと思っていましたが、新しい事もすぐ頭に入るようでまったく心配いりませんでした。宿題もすぐ終わるので、ゆっくり外で遊べますし、親子の時間もできて、お料理、編み物、お裁縫など一緒に楽しめます。習いたいと言っていた英語やプールにも無理なく通えます。
七田では3年生は、日本の歴史をやるのですが、昔テープに入っていた紫式部がおぼろげに耳に残っていて歴史の中にすっと入っていけるようでした。(種はまかれていた。)縄文弥生時代に興味を持ち、夏休みになんと「縄文土器を作る!」と言い出しました。外遊びで近所の土にも長けていたので、いい粘土のありかも良く知っていて、縄の文様もちゃんとつけて(バーベキューコンロですが)本当に作ってしまいました。
ひびが入っていたものもあったのですが、縄文時代の人も失敗したりして作ったのかなとか土器を焼いている上で火を無駄にせず、食べ物を焼いたのかなとか時を越えて思いを馳せていました。
3年の夏休みの宿題は、暗唱文で去年のようにまた賞がもらえたらなぁ、そして完全に苦手意識を持ってしまった百マス計算をどうにかクリアしたいなぁという思いがありました。学校のプリント類は1、2日で終わってしまったので、すぐ七田の宿題に取り掛かれました。暗唱文は一番得意で、覚えるまでは大変なのですが、一度記憶すると忘れない、忘れてもすぐ思い出せるのには驚きます。私は負けたなぁと思いました。
百マス計算は、夏の最後の、あと4枚でクリアというところで詰まってしまいました。もう、紙を丸めて投げてしまうほどでしたが、深呼吸をし、合格をイメージして集中力を高めました。合格になると具体的にイメージし、終いには、やる前から、美嘉は、プリントに合格と書いてしまったのです。そして、本当に1分以上もタイムを縮め合格、あっという間にすべてを合格にし、3年越しで、百マス計算全部が合格になりました。
学校のほうでもわからない人に教えたり、面倒を見てあげたりの先生役を先生に頼まれたり、家庭訪問の時「私に娘がいないのですが、こんな娘がほしかったです。」と最高の褒め言葉をいただいたりしました。
家では、弟との喧嘩がすごいとか、行動がおっとりしているとか、身の回りの整理に無頓着とか気になるところがありますが、心さえ、今のままでいてくれたらと思います。
七田教育は、私にいろいろなことを気づかせ教えてくれました。中でも私が、一生懸命実行したのは、「ほめて、抱きしめて、待つ」でした。そうした子育ての中で、自分の子も人のお子さんも成長を待ってあげる心を持つことができ、私なりに成長できたと思います。今、悩まれている方もいらっしゃると思います。私も弟の方のことで、考え悩むことがあります。でも、娘にしたように、ほめて、抱きしめて、待つをこれからも続けていきたいと思います。
最後に、この機会を与えてくださった事、娘の成長を一緒に見守ってくださった先生、お母様方、お友達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。
『本当にありがとうございました。これからも見守ってくださいますよう、よろしくお願いします。』