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Vol.1 右脳教育のきっかけ~娘の育児と新聞コラム~

今から13年位前のことです。我家は、産経新聞をとっていたのですが、そのうちに、七田眞校長の『赤ちゃんは、みな天才!』というコラムが始まりました。  

当時、私の娘は、3歳ちょっと前だったと思います。  その頃、社宅に住んでいたので、周りには、同じ年頃の子供たちがたくさんでしたし、育児にいろいろなアドバイスをくれる、先輩ママたちがたくさんいました。子育てには、とても恵まれた環境だったと思います。

社宅のママさん達のほとんどは、早期教育は、絶対に良くないという意見でした。実際、私も赤ちゃんに字を教えたり、数を教えたりなんて、ばかげている、そんなのは、エリート主義の教育ママのすることで、そんな早期教育された子供が心をすさませ、ますます世の中を殺伐とさせているんだ。第一何も分からない赤ちゃんに少しでも受験に有利にさせようと勉強を教えるなんて無意味だ、笑い話だと考えていました。これらの意見は、当時のごく標準的な社会通念だったかと思います。私は、早期教育についての本を読んだり、勉強したりではなく、それまでの環境からそのような意見を持っていたのです。

ところがその一方で、子供には、賢く育ってほしい、勉強の出来る子になってほしいと思っていました。子供の将来にも夢を持っていました。 これも、親なら誰でも、願うことでしょう。 そして、早期教育には大反対でも、英語だけは0歳からやっていたほうが良いと考えて実践していました。 これは、たとえ日本人でもアメリカで育てば英語がネイティブになるのだから、語学は早ければ早いほど有効だと思ったのです  娘が6ヶ月のとき、ディズニーの英語システムを買って、実践していました。娘は、1歳半で英語のアルファベットの大文字、小文字をあっという間に覚えてしまいました。反応が良いのでカルタにして、パパが帰ってくると、夕食後コタツの上にアルファベットのカードを並べ、私が言ったアルファベットを取っていくという遊びです。  カルタをすると1歳半の娘がアルファベットを大方覚えているので、本当にびっくりしました。パパと狂喜乱舞して、『すごいね、すごいね』と娘を褒めてやります。すると翌日には、残りもほとんど覚えている、そんな具合でした。  英語を娘に教えていて、このように驚かされることがたくさんあったのです。

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さて、話は戻りますが、娘が3歳少し前のとき、七田先生の教育コラムの連載を読み、はじめのうちは、早期教育に反対だったので「フン!」と思って読んでいたのです。 そのうち連載の内容が子供の語学能力のことになっていきました。 その時、先生の書かれていることが、私が娘に英語を教えてきてみてきたこととぴったり一致していたのです。 『ああ、この先生の言うことは、信用できる。本物だ!』と、思ったのです。 そうこうするうちに、ドッツの話が出てきたり、大量記憶の話が出てきたりと、子供の能力について、びっくりするような話が実例を挙げて出てくるのでした。七田先生の著書を探しに、本屋へ走ったのは、その後まもなくでした。

それにしても惜しまれるのは、1歳半の時アルファベットをすっかり覚えた娘に、私は、こんなに小さな頭でこれだけのことを覚えたのだから、もう満杯に違いない、これ以上入れたら、入れた分だけ、今まで入っていたものが出ていくに違いない、と真剣に思ったのでした。それですっかり、覚えさせるのを止めてしまいました。後に、この道に進み、子供の脳について学ぶほどに、記憶すればするほどその回路が開け、大量記憶が出来るようになること(しかも1歳2歳は、その黄金期とも言える時期であること)また開室してその実例を目の当りにするにつけ、『アー、もったいないことをした』と悔やんだものでした。  無知って怖いですね~。



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